初日
2022年4月9日(土) 14時30分〜16時
3月に見学させていただいて、素敵なお茶室と明るい先生と生徒さんたちの雰囲気に惹かれて入会した茶道のお稽古が、いよいよ始まりました。
作法は「遠州流」を学びます。
(この流派を選んだ理由の1つにはまた葉室麟さんの小説が関係していますが、それはまた本のカテゴリーで書きたいと思っています。)
初日は未だ自分のお稽古グッズが揃ってないので先生の扇子をお借りして、
- お部屋への入り方、出方
- 立ち方、座り方、方向の変え方
- お茶のいただき方
を練習しました。
障子との距離、開ける手、開けない方の手の位置、扇子の持ち方、置き方、どちらの足から入るか、出るか、考えながら動くと自分が昔のロボットみたいに不自然で、ちょっと笑えてくる。
お軸やお花をしっかり見る、とはどのくらいの時間?歩くスピードはどれくらいが正解?練習用のスカートの長さはどのくらいがベストか。
(見学の日は短くて動きづらく、初日は長すぎて自分で踏んでしまう始末でした)
これは周りをよく見て勉強し、繰り返しの練習で体に覚えさせるしかないと思いました。
今回いただいた主菓子は寒天が使われていて、黒文字で半分に切るつもりが、焼き鳥状態(汗)つるつる涼しげなお菓子を無惨に分解しちゃった・・・寒天、要注意です。
ただ、懐紙も持っていない私にスッと差し出してくださったお隣の生徒さんや、亭主役の生徒さんの所作を見たり、普段使わないような丁寧な言葉を実際声に出したりすると、「あぁ、私はこういうのを自然にできるひとになりたい」と思うのです。
随分と異世界に入った気持ちもありますが、自分には無理と決めつけないで、ゆっくりと身につけていこうと思っています。
1日明けた今日は、前モモが筋肉痛です。